「ドラゴンズクラウン」レビュー1（操作性、システムなど）

ドラゴンズクラウン

PS3で発売された横スクロールベルトアクション「ドラゴンズクラウン」
発売日は2013年7/25で発売日に購入していたのだが
なんかやるタイミングがうまくいかずに
最近プレイし始めたのでいまさらながらのレビューだ


このゲームは今は珍しいベルトアクション
いわゆるファイナルファイトみたいなゲームを
今の技術で作ったらこうなるというゲームである

映像は綺麗だが
基本的には画面に出てくる敵を倒して先に進むだけだ
テーブルトークRPGの世界観を採用しているので
単純なアクションゲームでなく
スキルポイントの割り振りや装備、依頼といった
RPG要素もうまくかみ合わさって
まさに新時代のベルトアクションである

キャラクターは全部で6種族あり
種族ごとに技などが決まっているため
そこからさらに職業に分岐したりはしない
しかし、スキルの振り方で特徴を決めることが出来る
空中攻撃が得意なファイターにするか
地上攻撃が得意なファイターにするか
攻撃はいまひとつだがHPと仲間に対する盾をメインとしたファイターにするかなど
育成方法は自由なのである

さすがに職業ごとに大まかな特徴は決まっているので
それを無視した育て方は出来ないけどね

今ではだいぶ時間がたつが
発売と同時に4gameでかなり詳細な攻略ページが出来ていたほど
このゲームは初見で適当にやるわけでなく
どういったキャラクターに育てるかをじっくりと考える
まさしくテーブルトークRPGなのだ
「ドラゴンズクラウン」完全攻略特集トップページ ｜ ドラクラ完全攻略（攻略Wiki風） - 4Gamer.net

そうして、なんだかんだ考えて
結局選択したのは近距離攻撃型のファイター
ドワーフも気になっていたのだが
一緒にやる予定のクマさんがドワーフを選んでいたので
かぶるのがいやだったのでファイターで決定

もちろん、序盤の一人プレイもあるので
基本的には攻撃型にスキルポイントをふって成長させたぞ

メインクエストとは別にサブクエストとして
依頼を受けることが出来るのだが
コレは1度に5つまでしか受けることができないので
自分が向かうことになる依頼を選択する必要があり

しかし、コレがまた予想とは違う依頼などもあるので
5つの制限は無しにしてもらいたかったよ


実際にダンジョンに出ると
4人同時プレイ可能なのだが
はじめたばかりではネットワークプレイは不可能

ダンジョンは基本ダンジョンが9つで
それぞれA、Bにルートが分かれているのでボスは18+α
ネットワークプレイをしようと思ったら
ある程度進めて9つの基本ダンジョンのAルートをクリアしてからとなる

しかし、ネットワークプレイを開放しなくても
NPCによる協力プレイは可能なので
余りなれていない人でも安心してプレイできる

何よりドラゴンズクラウンはテーブルトークRPGチックな世界観が魅力だろう
2Dとしては最上級ばかりに作りこまれたグラフィック
依頼を達成するためにもらえるコンセプトアートなど
グラフィック方面ではこれ以上のものは無いんじゃないかな



ただ、このゲームは何度も同じダンジョンにもぐり
評価の高い宝を手に入れるのが目的であり
ひたすらランダム要素のある宝を集めるのが苦手な人には辛いかもしれない
俺も、「Sなのにろくな特殊効果が付いてねー」とか
「せっかくのSなのに自分のキャラクターが装備できないのかよ」ってすごいなるよ


少々演出が派手すぎて自分のキャラを見失うこともあるが
ロード時間が長いわけでもなく
操作性が悪いわけでもない
アイテムもショートカットを使うとかなり有利になるが
序盤はそのあたりを気にしなくても問題なくクリアできるので楽しめるだろう

ちなみに、オフラインで複数プレイをすると
全ての種族の武器防具が出現するため
かえって装備を集めにくいので
出来ればオンラインで協力プレイを楽しみたいところ

といっても依頼達成のために
同じマップを何度かすれば
レベルが足りずに詰んでしまうと言うことも無いだろう

初心者にも優しく
上級者には奥深い
ベルトアクションを求めている人にはかなりオススメできるゲーム
今だからこそベルトアクションをしたいという人は是非どうぞ


参考に俺がやったプレイ動画をあげておくよ
いわゆる実況プレイ動画になっているので
苦手な人は注意してね