年寄りほど睡眠時間が短かったりするよね

人間の三大欲求といわれる
「食欲、睡眠欲、性欲」
生きていくうえで欠かせないものだが
その中でも最も強いといわれているのが睡眠欲

1週間、睡眠も食事も性行為も与えない被験者に
どれかを選ばせたら真っ先に睡眠をとったという話があるとか無いとか

その真偽はおいといて
ある意味、人間の生きていく上で最も上の欲求である睡眠欲
単純に人生の1/3から1/4は睡眠時間だというのだから
どれだけ大事なものか分かるというものだ

しかし、年をとっていくごとに
昔は10時間寝るのが当たり前だったのが
8時間睡眠で問題なくなり
老人になったら6時間程度しか寝なくなったり
睡眠時間が減っていく傾向があるものだ
そんな年を取るごとに減っていく「睡眠時間」のメカニズムについて
興味深い記事を見つけたぞ
なぜ年を取るごとに眠れなくなっていくのか？ - GIGAZINE

記事によるとどうやら高齢になって睡眠時間が減るのは
睡眠障害による不眠症であり
寝る時間が短い時間で良くなったわけではないようだ

しかも、それどころか
この不眠症によって
アルツハイマーの原因になっているとのことで
結構、深刻な問題だったのだ

この不眠症の原因として
「腹側外側視索前野(VLPO)」
というものが係わっているのだ
これは「睡眠と覚醒を切り替えるスイッチ」のような役割をしていて
「VLPOの数と比例して睡眠断片化が起きていることが分かった」とのこと

つまるところ年をとっても睡眠は重要なのである
短い睡眠時間で活発に活動できるのならいいのだが
やはりちゃんとした睡眠が取れなければ問題がある
もし、睡眠時間が短くなっていたり
疲れが取れないのであればしっかりと眠れる環境を作ることが重要である

この研究が進んで行って
質のいい睡眠が取れるようになって
アルツハイマーになる人が減ったらいいね