零 ~濡鴉ノ巫女~
9月27日にWiiUで発売された零シリーズ最新作
「
零 ~濡鴉ノ巫女~」

ゲームパッドを射影機に見立てた操作性が売りの今作
また、WiiUのHD画質を生かしたこのゲーム
エンディングを全て見て特典コスチュームをコンプリートしたので
クリア後レビューをするよ
先に結論から言うと
ジャイロ操作は割りと操作しにくかったが
操作以外のシステムについてはかなりやりやすかった
物語を見るアドベンチャーゲームとしてはいいが
ホラーゲームとしてみると過去作より劣っているといえる
まず、ジャイロ操作
これはゲームパッドを無理やり使わせるために結構辛かった
ジャイロが完全に認識してくれればいいのだが
割りと誤認識が多く思ったとおりに動かせないことも
さらに、ゲームパッドに地図を映した状態で戦闘になると大変
ムービーシーンになるたびにゲームパッドが地図からムービーに変わるのもちょっと
ゲームパッドを完全に使いこなしてるとは言いにくいね
次にゲームのシステムとして
大きく変わったのがミッション制になったことである
これは良いところと悪いところがある
良いところは
再プレイがかなり楽になったこと
撮り逃した霊などもミッションごとにやり直せるため
あまり時間をかけずに目的の場所まで戻すことが出来る
また、ゲームが苦手な人でも再挑戦がしやすくなるので
プレイの敷居が下がったといえるだろう
ミッションごとの成績制になっているため
ハイスコアを狙ってプレイする楽しみもある
このハイスコアはミッションごとにアイテムを生産してスコアに換算するので
ミッションごとに持ち込めるアイテムが配布されるため
アイテムが枯渇するという心配があまりなく
自由にアイテムを使いまくることができる
もちろんスコアに換算されるのでハイスコアを狙うのならば
アイテムは節約したほうがお得なのである
しかし、そのため序盤から回復アイテムやフィルムを節約する必要がなくなったので
いつやられるかわからない、先の為に安いフィルムで戦う必要がほとんどなく
さらに、ミッションごとに配布される回復アイテムが20個以上あるので
難易度や恐怖要素がこれまでの作品に比べてかなりぬるくなっている
そのため、物語を見るアドベンチャーゲームとしてみるのはいいが
ホラーゲームとしてみると微妙という評価になってしまうのだ
零はマルチエンディングで2週目でなければ見れないエンディングなどもあったのが
今回はミッション式なので最終章だけやり直せばいいのは楽だったが
それでも、最終章が長く4回はプレイしないといけないので辛かった
エンディングを見るたびにキャラクターの衣装が開放されるのも零のお楽しみ
全てのエンディングを見れば全開放され
物語の途中であった深羽の水着マフラーにも変更できるぞ
相変わらず世界観ぶち壊し、だがそれがいい

ちなみに、普通に1回エンディングを見ると
デッドオアアライブのかすみが主人公のサブシナリオが楽しめる
本編と同じ舞台で行われた別の物語って感じで
それほどボリュームがあるわけではないがDOAファンにはうれしいんじゃないかな
まぁあくまでもおまけといった感じだ


「零 ~濡鴉ノ巫女~」は零シリーズの物語を楽しみたいのであれば
オススメすることができる作品だが
本気に怖いホラーを求めているのならば
過去作をオススメしたい
また、単純にアクションゲームとして楽しみたい人にも
割りといらっとする操作性なのであまりオススメできない
逆に、これまで零が怖くてプレイできなかった人には
難易度が低く、リプレイが容易なのでここからはじめるのもいいかも
結局は初代からのつながりがあるので
過去の零のファンにしかオススメできない作品なんだけどね
参考までに俺のプレイした動画を上げておくよ
いわゆる実況プレイ動画になっているので
苦手なひとは注意してね
- 関連記事
-


テーマ:Wii U - ジャンル:ゲーム
- 2014/10/23(木) 00:04:31|
- WiiU
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0